00:04

00:07

00:11

00:15

00:19 いつからこんなに大きな　思い出せない記憶があったか

00:23 どうにも憶えてないのを　ひとつ確かに憶えてるんだな

00:26 もう一回何回やったって　思い出すのはその顔だ

00:30 それでもあなたがなんだか　思い出せないままでいるんだな

00:34 環状線は地球儀を　巡り巡って朝日を追うのに

00:38 レールの要らない僕らは　望み好んで夜を追うんだな

00:42 もう一回何万回やって　思い出すのはその顔だ

00:45 瞼に乗った淡い雨　聞こえないまま死んだ暗い声

00:49 何も知らないままでいるのが

00:53 あなたを傷つけてはしないか

00:57 それで今も眠れないのを

01:01 あなたが知れば笑うだろうか

01:04

01:06 簡単な感情ばっか数えてたら

01:10 あなたがくれた体温まで忘れてしまった

01:14 バイバイもう永遠に会えないね 何故か

01:18 そんな気がするんだ　そう思えてしまったんだ

01:22 上手く笑えないんだ　どうしようもないまんま

01:25

01:29

01:33 ドーナツの穴みたいにさ　穴を穴だけ切り取れないように

01:37 あなたが本当にあること　決して証明できはしないんだな

01:41 もう一回何回やったって　思い出すのはその顔だ

01:44 今夜も毛布とベッドの隙間に体を挟み込んでは

01:48 死なない想いがあるとするなら

01:52 それで僕らは安心なのか

01:56 過ぎたことは望まないから

02:00 確かに埋まる形をくれよ

02:04

02:05 失った感情ばっか数えていたら

02:09 あなたがくれた声もいつか忘れてしまった

02:13 バイバイもう永遠に会えないね 何故か

02:17 そんな気がするんだ　そう思えてしまったんだ

02:21 涙が出るんだ　どうしようもないまんま

02:24

02:28

02:32

02:36

02:40

02:42 この胸に空いた穴が今 あなた

02:45 を確かめるただ一つの証明

02:49 それでも僕は虚しくて 心

02:53 が千切れそうだ　どうしようもないまんま

02:57 簡単な感情ばっか数えていたら あなた

03:01 がくれた体温まで忘れてしまった

03:04 バイバイもう永遠に会えないね

03:08 最後

03:12 に思い出した　その小さな言葉

03:16 静かに呼吸を合わせ　目を見開いた

03:20 目を見開いた 目を見開いた

03:24 あなたの名前は