00:06 夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか。

00:12 人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか。

00:17 それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか。」 さよな

00:23 らって言葉でこんなに胸を裂いて 今も

00:29 たった数瞬の夕焼けに

00:34 足が止まっていた 「先生、

00:37 人生相談です。 この先どうなら楽ですか。 そんなの

00:43 誰もわかりはしないよなんて言われますか。 ほら、苦しさ

00:49 なんて欲しいわけない。 何もしないで生きていたい。 青空

00:54 だけが見たいのは我儘ですか。」

01:00

01:05

01:11 「胸が痛んでも嘘がつけるのは何でなんでしょうか。

01:17 悪い人ばかりが得をしてるのは何でなんでしょうか。

01:22 幸せの文字が￥を含むのは何でなんでしょうか。

01:28 一つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか。」 青春

01:34 って値札が背中に貼られていて ヒッチ

01:39 コックみたいなサスペンスを

01:45 どこか期待していた 「先生、

01:48 どうでもいいんですよ。 生きてるだけで痛いんですよ。 ニーチェも

01:53 フロイトもこの穴の埋め方は書かないんだ。 ただ夏の

01:59 匂いに目を瞑って、 雲の高さを指で描こう。 想い出

02:05 だけが見たいのは我儘ですか。」

02:08

02:13

02:19 「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。 花の

02:25 散り際にすら値が付くのも嫌になりました。

02:30 先生の夢は何だったんですか。 大人に

02:36 なると忘れちゃうものなんですか。」 「先生、

02:41 人生相談です。 この先どうなら楽ですか。 涙が

02:47 人を強くするなんて全部詭弁でした。 あぁ、この先

02:53 どうでもいいわけなくて、現実だけがちらついて、 夏が

02:58 遠くて。 これでも

03:01 本当にいいんですか。 このまま生きてもいいんですか。 そんなの

03:07 君にしかわからないよなんて言われますか。 ただ夏の

03:13 匂いに目を瞑りたい。 いつまでも風に吹かれたい。 青空

03:18 だけが見たいのは我儘ですか。」 あなただ

03:24 けを知りたいのは我儘ですか

03:29

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